Words of the Forest

– 森のことば –
森のことばは 森のすべて 
深い沈黙は 無限の豊かさ 
ことばにならない 思いは 
マル サンカク シカク… 

-Words of the Forest –
Forest silence, all of its words,
Deep stillness, infinite abundanceof nature,
Sensibilities unspoken,nature’s chords,
Circle, triangle, square …

森に身をゆだね 全心で森を感じると 
言葉に頼らない 自由な感性が湧いてくる 
深い沈黙は 無言の対話を促し 
気づいていなかった自らの心に 
新たな一面を見いだす 
森は その無限の豊かさで 
絶えず 生きる力を生んでいる 
ことばにならない 思いは 
マル サンカク シカク…

Words of the Forest -maru, sankaku and shikaku- Pendant top, silver, gold leaf, verdigris

SILVA FLOW

樹林|Silva
樹木は枯れてなお 
養木となり 大地に満ちわたる 
生きて 生かしつづく 
森の生命の環

Silva Flow
Even withered, the trees remain,
Becoming nurturing wood, filling the earth.
Living, and giving life,
The forest’s ring of being.

Sylva Ring――森は、未来の命を支え続けています。
枯れた樹木は養木となり、土に還り、目に見えないところで新しい命を生かします。 終わることなく、抗うこともなく、ただ静かに在り続ける …
この作品は、その森のあり方――「生きて、生かしつづく」生命の環を金属に刻んだものです。 そしてその環の中で生きる「一瞬の私たち」もまた、穏やかに育まれていることを感じていただけたらと思います。
※Silvaは、ラテン語由来の「森」の意味です。

Silva Flow – Bark, bangle_ Silver950, hammering


LIGHT OF HOPE

インスピレーションの源となる、雲間から光が射す風景

– 希望の光 –

暗雲はやがて 
隠れている陽の光に縁どられていく 
逆境もまた 
いつか希望の光で明るく輝いてくる 

– LIGHT OF HOPE – Silver Lining / Golden Lining

Even dark clouds, in time,
Are fringed with the light of the hidden sun.
So too, adversity,
Will one day shine brightly with the light of hope.

雨がやみそうな空を見ていると 
暗雲のまわりはかすかに輝きはじめる 
きっと、雲の向こうは眩しいほどに晴れている

私たちの日常には、時に抗いきれない大きな闇が訪れる。 自然が振るう猛威、予期せぬ災い、そして決してあってはならない争い… 当たり前だと思っていた日々がいかに脆く、尊いものであるかを痛感せずにはいられない。
金属を打ち、削り、形を作る。
それは私にとって、日常の平穏への祈りの時。
どれほど大きな影に覆われても、光は決して消え去ることはありません。 この輪の輝きが、手元で静かにInner Peace(心の平穏)を呼び覚まし、明日を照らす「希望の光」となりますように。

TRACE

mt.yatugatake_winter-01

– キセキ –
一呼吸 刻一刻 
その日 その時 
その瞬間の軌跡 
新たに刻む記憶 
その月日は奇跡 

-Trace-
One breath, Moment by moment.
That day, that hour,
The locus of an instant.
A memory carved,
A miracle lived.

[ Trace|キセキ ]を作るとき、私の心は、雪と氷が織りなす冬の凍てつく道へとつながる。

凍り道にはいろいろな痕跡が縦横に交錯する。 それは車の轍だったり動物の跳ねた足跡だったり、木の実の落ちた穴だったり… 日を重ねるごとに、その微細な囁きに耳を澄ませる。
それぞれの痕跡をたどるように進むうちに、獣道が顔を出し、頭上からは松ぼっくりが予期せず落ちてくる。 アスファルトを覆う氷の筋は、その下に隠された亀裂を露わにし、それらも寒暖の綾なす軌跡なのだと思うと、心は深く揺さぶられる。 限りある命の儚さと、悠久の時を生き続ける命の力強さ、その奇跡的な営みに…

凍り道を行き交うものたちの痕跡は、春になれば消えゆく運命にある。けれど、それぞれの記憶は確かにそこに息づいている。
その痕跡はやがて曖昧に、姿も形もイメージも変わるかもしれない。それでも、それらは紛れもなく、かけがえのない存在であることに変わりはないのだと感じている。

TRACE bangle_ K18gold, Silver950, hammering

WINDOW BEYOND

window-beyond_250830

– マドノムコウ –
マドニ ナニガ ミエルカナ 
マドハ ナニヲ ミテルカナ 
マドノムコウハ ココロノ庭 

– Window Beyond –
What is seen at the window’s frame?
What does the window watch the same?
Window beyond: a garden of the soul.

何もない空間でじっとしていると 
いつもと違う 時間がながれ 
やがて 
日常と非日常は 
あいまいになる 
そこから 戻るのか 
どこへ 進むのか 
私は 窓のむこうをさがした

MADO NO MUCO -Square- pendant top_ silver, brass

-Mind’s Garden-

junnique_mindsgarden-image

ココロノ庭

日々の自然に触れるたび
私の心の庭は広がる

光、風、水、森の彩り、動植物の成長
そのすべては、限りある命の儚さと
悠久の時を生きる命の力強さ

砂の稜線、雪に残る足跡、氷が語る時節
やがて消えゆく痕跡の向こうに
確かな命の息吹を見出す

それは、絶えず変化し
有機的につながり続ける
自然の姿そのもの

私は、この世界を金属に刻む

鎚を打つたび、
私自身の律動と自然の息吹を重ね合わせ
あらゆる生命のつながりを紡ぎ出す

一つ一つの鎚跡は、万物がたどる「軌跡」
あなたの記憶や感情を刻み、
新たなつながりとなることを願って